内視鏡– category –
-
内視鏡
笑いと胃腸の深い関係― 脳腸相関と自律神経から考える「ストレス社会の消化器症状」―
近年の神経消化器病学の進歩により、「笑うこと」や「リラックス」が、自律神経や脳腸相関(Brain-Gut Axis)を介して健康に大きく関与していることが明らかになってきています。 忙しい現代社会で働く皆様へ、ストレスと胃腸の関係、そして「笑い」の生理... -
内視鏡
大腸内視鏡(CS)・大腸カプセル内視鏡(CCE)・CT colonography(CTC)の違いとは?
大腸の検査にはさまざまな方法があります。代表的なのが、 大腸内視鏡検査(CS) 大腸カプセル内視鏡(CCE) CT colonography(CTC:仮想大腸内視鏡) です。それぞれ特徴があり、「どれが絶対に優れている」というより、患者さんの状態や目的によって使い... -
内視鏡
お口の健康が腸を守る?「口-腸軸」と炎症性腸疾患(IBD)の深い関係
炎症性腸疾患(IBD:潰瘍性大腸炎およびクローン病)では、口腔内の健康状態と疾患のリスクや進行に密接な関連があることが、複数の研究で指摘されています。口腔と腸は微生物叢や免疫系を通じて相互に影響し合う「口-腸軸(oral-gut axis)」の存在が注目... -
内視鏡
胃潰瘍治療の50年史 — 1970年代から現代へ「切らずに治せる」時代に
4月14日はピロリ菌培養成功の日。1970年代の『ブラック・ジャック』連載当時から現代まで、胃潰瘍治療はどう進化したのか?ピロリ菌の発見、震災による急性ストレス、NSAIDs等の常用薬の影響まで、消化器内科専門医が50年の歩みと最新の内視鏡治療を詳しく... -
内視鏡
「ウサギの耳が教えてくれた『がんの正体』〜山極勝三郎博士の執念と、惜しくも逃したノーベル賞」
1. 100年前、世界を驚かせた「日本人」 約110年前の1915年、東京帝国大学教授の山極勝三郎先生が、世界で初めて「人工的にがんを発生させる」ことに成功しました。がんの発生メカニズムは当時、医学界最大の謎でした。山極先生は、地道で根気のいる実験を... -
内視鏡
ピロリ菌除菌後の胃がんリスクと定期検査の大切さ
「ピロリ菌を除菌したから、もう胃がんの心配はない」と思っていませんか? ピロリ菌除菌は胃がん予防において最大の武器ですが、残念ながら除菌成功=リスクゼロではありません。 当院では、除菌後も適切なフォローアップを行うことで、皆様の健康を末永... -
内視鏡
胃酸で自分の胃が溶けないのはなぜ?——胃粘膜バリアのメカニズムを専門医が解説
胃は毎日、**鉄くずさえ溶かすほどの強酸(胃酸:pH1〜2)**と、**タンパク質を分解する強力な酵素(ペプシン)**を分泌し、食物を消化しています。それなのに、なぜ胃自身が消化されてしまわないのでしょうか? その秘密は、**「胃粘膜バリア」**という高... -
内視鏡
【アスピリンの歴史は柳の木から!】4000年の物語と、現代の胃を守る内視鏡検査
現代の代表的な解熱鎮痛薬「アスピリン」。そのルーツは、約4000年前の古代シュメール人が使っていた「柳の樹皮」に遡ります。 柳の樹皮 → サリシン → サリチル酸 → アスピリン …なんと4000年以上の歴史を紡いできた薬なのです。 古代の人々は柳の樹皮を煎... -
内視鏡
大腸内視鏡の歴史と進化:町田で安全なポリープ切除を
世界で初めて大腸内視鏡によるポリープ切除(ポリペクトミー)が成功したのは1969年のこと。ニューヨークのBeth Israel Medical Centerにて、日本人外科医・新谷弘実(Hiromi Shinya)医師がその歴史的な一歩を記しました。 新谷医師はオリンパスと共同で... -
内視鏡
痛み止めの歴史と意外な副作用 ~長く使うと起こりやすい“オピオイド誘発性便秘”に注意~
痛みを鎮める薬の歴史と現代の課題 人類が**ケシ(Papaver somniferum)**の乳液(アヘン)を利用し始めたのは、紀元前3400年頃の古代メソポタミアまで遡るとされています。数千年にわたり、ケシは強力な鎮痛薬として重宝されてきました。 現代の医療で使...
12
