医療の歴史– category –
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医療の歴史
偶然の発見からノーベル賞へ!人類が手に入れたB型肝炎への「武器」
B型肝炎ウイルスは、数千年もの間、正体不明のまま人類を苦しめてきた宿敵でした。その長い闘いに終止符を打つ劇的な逆転劇が始まったのは、わずか60年ほど前のことでした。現代医学がどのようにしてこのウイルスの正体を突き止め、強力な「武器」を手にす... -
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1万年前から人類の隣に?ミイラとヒポクラテスが語るB型肝炎の真実
「B型肝炎は、ここ最近の不衛生な環境や医療が生んだ現代の病気」……そんなイメージを持たれている方も多いかもしれません。しかし、実は人類の文明が誕生するはるか昔から、このウイルスは私たちと隣り合わせに存在していました。近年の古代DNA解析(ゲノ... -
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胃潰瘍治療の50年史 — 1970年代から現代へ「切らずに治せる」時代に
4月14日はピロリ菌培養成功の日。1970年代の『ブラック・ジャック』連載当時から現代まで、胃潰瘍治療はどう進化したのか?ピロリ菌の発見、震災による急性ストレス、NSAIDs等の常用薬の影響まで、消化器内科専門医が50年の歩みと最新の内視鏡治療を詳しく... -
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「独眼竜」の真実 — 伊達政宗の右目と、人類を変えたジェンナーの発見
戦国最強のアイコン「独眼竜」 戦国武将の中でも絶大な人気を誇る伊達政宗。彼の代名詞といえば「独眼竜(右目の失明)」です。最近のネット記事や俗説では「実は瞼(まぶた)が開かなかっただけなのでは?」という説も目にしますが、果たして医学的な真相... -
医療の歴史
救われるはずの命を襲う「飽食の罠」:リフィーディング症候群とは
1. 歴史が語る悲劇:鳥取城の「飢え殺し」 天正9年(1581年)、羽柴秀吉による兵糧攻めを受けた鳥取城。3ヶ月以上に及ぶ包囲で城内は極限の飢餓状態に陥りました。降伏した城兵たちを待っていたのは、秀吉が哀れに思い大釜で用意した粥(かゆ)でした。 飢... -
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「ウサギの耳が教えてくれた『がんの正体』〜山極勝三郎博士の執念と、惜しくも逃したノーベル賞」
1. 100年前、世界を驚かせた「日本人」 約110年前の1915年、東京帝国大学教授の山極勝三郎先生が、世界で初めて「人工的にがんを発生させる」ことに成功しました。がんの発生メカニズムは当時、医学界最大の謎でした。山極先生は、地道で根気のいる実験を... -
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「医師ストで死亡率下がる」は本当? 医療界に伝わる「奇妙な統計」の正体
はじめに:医療界に伝わる「奇妙な統計」の正体 インターネットやSNSを見ていると、時折こんな刺激的な言葉を目にすることがあります。「過去に医師がストライキをした際、その地域の死亡率が下がった。だから医療は不要だ」一見すると衝撃的な主張ですが... -
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脚気紛争と森林太郎(ペンネーム:森鴎外)の「誤解」を紐解く
かつて日本を揺るがした「脚気(かっけ)」という病気をテーマに、歴史的な論争と、現代にも通じる教訓を考察します。 1. 「江戸患い」と恐れられた脚気の正体 脚気はビタミンB1欠乏による神経・心臓障害です。手足のしびれ、歩行困難、動悸息切れ、浮腫を... -
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【アスピリンの歴史は柳の木から!】4000年の物語と、現代の胃を守る内視鏡検査
現代の代表的な解熱鎮痛薬「アスピリン」。そのルーツは、約4000年前の古代シュメール人が使っていた「柳の樹皮」に遡ります。 柳の樹皮 → サリシン → サリチル酸 → アスピリン …なんと4000年以上の歴史を紡いできた薬なのです。 古代の人々は柳の樹皮を煎... -
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大腸内視鏡の歴史と進化:町田で安全なポリープ切除を
世界で初めて大腸内視鏡によるポリープ切除(ポリペクトミー)が成功したのは1969年のこと。ニューヨークのBeth Israel Medical Centerにて、日本人外科医・新谷弘実(Hiromi Shinya)医師がその歴史的な一歩を記しました。 新谷医師はオリンパスと共同で...
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