生の魚介類を召し上がった後に突然の激しい胃痛が起こったら、アニサキス症の可能性があります。
当院では胃カメラで素早く診断・治療が可能です。
アニサキスとは?
アニサキスは、サバやイカなどの魚介類に寄生する寄生虫です。生または加熱不十分な状態で食べることで感染し、強い腹痛を起こすことがあります。
このような症状はありませんか?
- サバやイカなどを生で食べた後の突然の強い上腹部痛(みぞおちの痛み)
- 吐き気、嘔吐
- 胃の不快感
特に、食後数時間~十数時間以内に症状が出現した場合は注意が必要です。
症状が出たらどうする?
まずは医療機関を受診してください。
受診時には以下の内容を医師に伝えると診断の参考になります。
✓ 何を食べたか(例:サバ、イカ、寿司、刺身、しめサバなど)
✓ いつ食べたか
✓ いつから症状が始まったか
【伝え方の例】
「昨日の夕食でしめサバを食べ、その数時間後からみぞおちが強く痛くなりました。」
アニサキス症では、胃カメラで虫体を発見し摘出することで、症状が速やかに改善することが多いです。
アニサキスの危険性がある主な魚介類
アニサキスが寄生している可能性がある魚介類として、以下のものが知られています。
- サバ
- イワシ
- アジ
- サンマ
- カツオ
- サケ
- イカ
※すべての魚に寄生しているわけではありません。

アニサキスを予防するには
① 冷凍する
アニサキスは、-20℃で24時間以上冷凍することで死滅します。
適切に冷凍処理された魚介類を選ぶことが予防につながります。
② 養殖魚を選ぶ
適切に管理された養殖魚は、天然魚に比べてアニサキス寄生のリスクが低いとされています。
ただし、「養殖=100%安全」ではありません。
③ 加熱する
アニサキスは、70℃以上(瞬時)、または60℃で1分以上加熱することで死滅します。
④ 酢・醤油・わさびでは死滅しません
「しめサバだから安全」「わさびをたくさん付ければ大丈夫」と思われがちですが、
酢、塩、醤油、わさびではアニサキスは死滅しません。
アニサキス予防には、「冷凍」または「十分な加熱」が重要です。
強い胃痛がある場合は早めにご相談ください
サバやイカなどの生食後に突然の強い胃痛が出現した場合は、我慢せず早めに医療機関を受診しましょう。
強い胃痛がある場合は我慢せず、早めに当院へご相談ください。
