血便外来

血便外来について

突然の腹痛や血便に見舞われ、「どうしたらよいかわからない」と不安を感じていらっしゃいませんか? 当院では、そのような緊急性の高い症状に迅速に対応するため「血便外来」を開設しています。
消化器内視鏡専門医である院長が診察を行い、患者さんにとって何がベストな流れかを判断します。症状の程度に応じて、緊急・準緊急の内視鏡検査(大腸カメラ)の実施や、より高度な医療機関への転送も含め、責任を持って対応いたします。

血便を認めたら

血便は体からの重要なサインです。どなたでも驚かれると思いますが、まずは「落ち着いて今の状態を観察すること」が、適切な診断への第一歩となります。
血便の原因は、痔のような良性疾患から、憩室出血、虚血性腸炎、さらには炎症性腸疾患や大腸がん、薬剤性、アレルギー性など非常に多岐にわたります。そのなかで緊急の処置を要するものもあります。

当院では、単に「様子を見ましょう」で終わらせず、「なぜ出血したのか」の根拠を専門医の目で見極めます。

【チェックしていただきたいポイント】
受診時に以下の情報をお伝えいただけると、より迅速な診断が可能です。

便の色(出血部位の推測に重要です)
 真っ赤(鮮血便): 基本的に大腸(下部消化管)からの出血を示唆します。
 暗赤色(ワイン色): 大腸の奥側からの出血の可能性があります。
 真っ黒(黒色便・タール便): 胃や十二指腸(上部消化管)からの出血を示唆します。

出血のタイミング・状態
 排便時のみ(紙に付く、ポタポタ落ちる)か。
 便全体に混じっているか、あるいは粘液も混じるか。

付随する症状
 激しい腹痛、発熱、めまい(貧血症状)、下痢の有無。

「この程度で受診してもいいのだろうか」と迷う必要はありません。出血という事実に隠れた重大な疾患を見逃さないために、早めの受診をお勧めします。

受診にあたって

スムーズな診察と検査のため、以下の点にご協力をお願いいたします。
事前にお電話ください 症状をお伺いし、受診時間の調整をいたします。まずは当院(042-860-7722)までお電話ください。
お持ちいただくもの
 ・マイナンバーカード、あるいは資格確認証
 ・お薬手帳(現在服用中の薬がある方)
スマートフォンの写真が役立ちます
 ・便の状態(色、量、混じり方など)をスマートフォンで撮影してきていただけると、診断の大きな助けになります。
  ※便そのものを持参していただく必要はありません。
お食事についてお食事は摂らずにご来院ください。
 ・病態的に食事が好ましくない病態の場合があります。
 ・緊急で検査を行う可能性があるため。
水分摂取について
 ・お水やお茶など、糖分や乳成分を含まない透明な飲み物での水分補給は可能です。脱水にならないよう、適宜摂取してください。

⚠️【お車・バイク・自転車でのご来院について】
血便外来では、当日の緊急内視鏡検査に対応しております。 検査の際、ご希望に応じて鎮静剤や、腸の動きを抑える鎮痙剤(ブスコパン等)を使用いたします。
これらの薬剤を使用した後は、眠気、ふらつき、視野のかすみ(調節障害)を引き起こすおそれがあるため、当日中の運転は大変危険です。 適切な診断と検査をスムーズに行うため、当日はご自身で運転してのご来院は絶対にお控えください。 公共交通機関または送迎でのご来院をお願いいたします。

注意事項

【受診前にお読みください】
待ち時間が発生いたします
予約検査の合間に診察・緊急検査を行うため、正確なお時間のお約束が難しく、待ち時間が長くなる可能性がございます。恐れ入りますが、当日はお時間に余裕を持ってご来院ください。

当日の検査を行わない場合もございます
症状や緊急度(全身状態など)を最優先に判断いたします。診察の結果、緊急性がないと判断した場合は、当日の検査を見送り、後日に検査を予約することがございます。また、より高度な設備や入院管理が必要と判断した場合は、**適切な総合病院(高次医療機関)**へのご紹介や転送を優先させていただくことがございます。